埼玉 近藤建設で建てたマシューの快適性追求 施主ブログ

埼玉の建設会社 近藤建設で建てた施主ブログです。

【ブログテーマ】
 〇埼玉 近藤建設における施主(建て直し)体験の共有
 〇今後施主になる方に向けての情報共有
【家づくりのテーマ】
 持続可能な快適な住空間を目指す。そのために、高気密・高断熱・長持ちをテーマとしています。
【自宅の性能を示す値・認定】
 <断熱・気密性>Ua値:0.43(HEATG2),C値:0.6
 <耐久性>耐震等級3、長期優良住宅

近藤建設について その3


今回は、近藤建設の色んな部分のスタンスについて マシュー家が見た部分に限り、
お伝えしていきたいと思います。なので、これがすべてではありませんよー。

最新技術に関する捉え方

・基本的には仕様や部材については、バランス重視の考え方であり、その中でもその技術の実績を重視している印象を感じました。そのため、最新技術に関しては、あまり積極的にトライしようとする姿勢が見えません。その理由については、担当設計士の方から、過去に「屋根材 ニチハ パミール」で色々と痛い目にあったことが要因だと聞きました。この話は、アスベスト含有の屋根材が利用できなくなった直後にできた屋根材の耐久性が無かったという話ですね(詳しくは検索してみてください)。住宅については、30年以上住む物ですから、ある程度実績がある技術を使うという考え方は合理的と考えます。

・最近は、CLT工法というのを売りに出していますね。
 メリットは、設計の自由度を上げつつ、耐震性も確保できるということですね。私も2020年にモデルハウス「ライフフィットスタジオ浦和」にお邪魔したのですが、これだけ木材が高騰している中ではどうなんでしょうか・・確かに素敵でしたけど。お邪魔した際には、もともと通常の木造住宅よりも「割高」だとマシュー家担当の営業さんも言っていました。そっちの方向できたか・・まぁかっこよい家が好みの人には良いのではないでしょうか。
近藤建設は、住宅以外の建設も請け負っているので、そちらの技術を住宅用に転用するという考え方なのかもしれません。
 

高気密高断熱を極めたい人や最新技術での維持・管理を求める人には向かないです

・近藤建設の建物は、質実剛健で私のような性能を求める人間以外の方は全く問題なく暮らせます。3年経過しましたが、家の設備に問題が発生したのは、壁紙の割れくらいです(ある程度起こるものです)。一方で、仕様上高気密・高断熱をコスパ良くある程度まで(HeatG2、6地域 断熱等級6)までは高めることはできますが、狙ってやっているというよりも、結果的にある程度高くなっているということを理解しないといけないです。
なので、ほとんど断熱・気密の部分をフォームライトSL等の発泡ウレタンのみで確保していることから、大地震後が発生した場合等に断熱材の剥離や割れ等で機能が損なわれやすいリスクが大きいです。
後、樹脂窓導入についても担当設計士の方からは「マシューさんが初めてだと思います」と驚かれました。その理由は、2019年当時でもLIXILは「樹脂窓は太陽光で劣化してボロボロになる」と設計士さんはLIXILの担当から言われていたそうです。北海道や東北では樹脂窓ガンガン売っているクセに、LIXILさん矛盾だらけなんだよなー。

個人的には、全面樹脂窓にし、引き違い窓は2つだけにすれば良かったと、今でも本当に後悔しています。

・また、近藤建設の修理・保守会社の近藤リフレは通常の修理・保守作業については問題なくやってくれます。ただ、ほとんど断熱・気密、その他最新技術動向については理解が無いので、個人的には保証期間終了後(10年)は修理を頼むことについては、要検討かなと考えています。

施主の希望を柔軟に取り入れようとしてくれます。

・近藤建設は地域の中堅ビルダーです。それなりの棟数の戸建てを建設しており、各個の工程管理は本当に大変だと思いますが、その中でも施主の希望を柔軟に取り入れようとしてくれます。
例えば、マシュー家ではシロアリ・劣化対策に「ボロンdeガード」というホウ酸処理を導入しました。近藤建設では、導入実績がありませんでした。それでも工期を調整してくれて、導入をOKしてくれました。マシュー家の営業担当さんは当時2年目の頑張り屋さんな方でしたが、話を本当に真摯に聞いてくださいました。担当の設計士さんはベテランで、何をやるにしても目的や効果、メリットデメリットをきちんと話してくださり、その時々で、適切に判断を重ねることができたと思います。

今日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございます。





マシュー宅の基本情報

今後マシュー宅の住み心地を語る上でも、前提となる基本情報について お知らせします。

家族構成

家族5人です。妻、子ども3人(高校生1人、小学校高学年1名、小学校低学年1人)、私

住宅建築において求めていたこと

当初:耐震性、省エネ性、かっこいい家
契約時:耐震性、高気密高断熱、帰宅時に⤴上がるデザイン、省エネ性、住宅の維持管理コストが低いこと
※どんどん求めることが増えていきます。

自宅の基本情報

・2019年完成
・総2階建て
・3LDK+小屋裏収納 
・住宅面積(1F:47.82㎡、2F46.27㎡+小屋裏収納19.82㎡)大きい家ではないです。
・2Fリビング
・長期優良住宅認定
・ZEH認定
・太陽光パネル6.1KW

近藤建設における商品名

 ・Eco Design Zero(ZEH対応住宅)
  ※2022年現在取り扱いがあるかは、お問い合わせください。

耐震性能

 ・耐震等級3(+制震ダンパー)※Eco Design Zero標準

断熱・気密性能

 ・UA値 0.43(フォームライトSL壁105㎜・屋根断熱300㎜[追加]、床フェノールフォーム100㎜、
        玄関・お風呂基礎断熱フォームライトSL50㎜)
 ・C値 0.58(フォームライトSLによる気密施工、気密シート無し、床気密処理済)
 ・窓は標準でサーモスX(トリプル・アルゴンガス仕様)
  マシュー宅は、1Fと小屋裏収納はエルスターX(トリプル・アルゴンガス仕様)
  に変更。
 ・玄関ドア ジエスタ2 K2仕様
 ・換気はダクトレス第3種換気(バクマ工業製)

主な屋根・外壁仕様

 屋根材:遮熱グラッサ(オプション)+ライナールーフィング ラムダ(標準)
 ⇒これで理論値では30年程度持つ想定

 外壁材:光セラ16㎜+スーパーKmewシール(光セラ16㎜は標準、シールはオプション)
 ⇒これで理論値では30年程度持つ想定 屋根と外壁をセットで対応できるのが理想
 
 防水シート:タイベック ※Eco Design Zero標準

主な劣化対策

 ・シロアリ対策、腐朽対策:ボロンdeガード全構造体施工(オプション) 

主な内装や設備

 バス・トイレ・キッチン:すべてTOTO
 ・食洗器あり

 エアコン2機 
  1F 1機 6畳用 霧ヶ峰
  2F 1機 14畳用 霧ヶ峰
 
本日は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございます。

前回のブログから2年以上経過しました。

仕事が急激に忙しくなったことや、私自身の問題もあり、前回のブログ記事から2年以上が経過してしまいました。中途半端なことをしてしまい反省しています。
この間、「家を建てる」「戸建て住宅に住む」ということに関して大きく取り巻く環境が変わってしまいました。


また、私達家族と近藤建設の間とでは
 ●コロナ渦
 ●1年点検
 ●2年点検


と文字にすると、シンプルですがいろいろと思うこともあり、少しずつ共有していければと思います。